7月18日の下関会場を皮切りに、ひとり親対象のフードパントリー、
「シングルパントリー」がスタートしています。
(主催はフードバンク山口)

私たちは相談員と名乗りつつも、8割は「うんうん」と話を聴くだけなのですが、あとからSNSで「お話しできてよかったです」とか、「聞いてもらってラクになりました」とお礼をいただくこともあります。

先日はこのシングルパントリーで、1年ぶりの再会がありました。

日々の活動の中で、突然、プツンと糸が切れるように連絡が取れなくなることがあります。
そんな時は、だいじょうぶかなって、ただモヤモヤ心配することしかできません。

そんなモヤモヤすら忘れてしまうことも多々ありますが…

1年ぶりでも、逢えてよかった。
何年ぶりでも、きっとうれしい。

何度も、何度も、
「会いたかったです」
「ごめんなさい」と言ってくれて、
別れ際には、涙まで浮かべてくれて。

こんな私に「会いたい」と思ってくれるだけでうれしいのに。
「ごめんなさい」なんていらないのに。

10年前、
「もう誰からも愛されないんだろうな」と考えただけで
ただただ消えてなくなりたかった私が、
「会いたい」と思ってもらえる。
「ありがとう」って言ってもらえる。

それは私にとって、なによりの支援です。

誰かに必要とされることが、生きるうえでこんなに重要だということを、
あらためて実感しています。

子どもたちへのお土産に買って帰ったアイスもほら!

ちょっといびつだけど、ハート♥

フードパントリーは引き続き
8月 1日 萩市総合福祉センター
8月22日 美祢市秋芳地域福祉センター
8月23日 防府市市民活動支援センター
いずれも11:00-12:00に開催しています。

この記事を書いた人

小西みなこ